応用問題(Practical Exercises)26(吐下血)  【症例 P26-2】

症例 P26-2(7mmスライス):84歳男性.CT撮影前日の17時にコップ1杯分の鮮血性の吐血のため救急搬送され,救急室で大量の鮮血性の下血があり血圧が70/54mmHgに低下した.胃カメラ検査で大量の凝血塊のため胃と十二指腸に出血源を確認できなかった.輸血と輸液で血圧は安定したが,当日の朝3時に突然血圧が低下したので再度胃カメラが行われたが,前回同様大量の血腫のため出血部位は発見できず開腹手術となった.胃内血腫除去後の術中内視鏡検査で小弯側に露出血管を認めたため縫合止血した.術後vital signsは安定したかに見えたが,40分後に再度の大量吐血がありCT検査が行われた.単純と造影CT.









































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