文献考察:小腸,大腸の悪性リンパ腫143例(図)
【大腸のリンパ増殖性病変の現状 悪性リンパ腫を中心に】 病理 小腸, 大腸の悪性リンパ腫の病理学的特徴
Author:大島孝一(福岡大学 医学部病理)
Source:早期大腸癌(1343-2443)8巻5号 Page369-377(2004.09) 追記:消化管原発悪性リンパ腫は, 節外性リンパ腫のもっとも多くを占め, その大半が非ホジキンリンパ腫(NHL:Non-Hodgkin's lymphoma)で, ホジキンリンパ腫は非常にまれである. また,消化管悪性腫瘍の約1-2%が悪性リンパ腫とされていて, NHL全体からすると約10%が消化管原発とされている. 臓器別では胃が最も多く, 次いで小腸, 大腸の順で, 食道のものはまれである.
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