応用問題(Practical Exercises)25  解答 【症例 P25-2】

S状結腸捻転.Sigmoid volvulus










腹部単純写真でcoffee bean signを認めず,全結腸が拡張しているように見える.CTでは上腹部のガスで拡張した腸管(結腸)は追跡できないがS状結腸捻転の診断は可能である.上段の図5の下行結腸(D1)を尾側へ追跡すると図10のD6となる.図9の1は最下段の図24の6でUターンし図10の30となり閉塞し下行結腸D6とつながる.最下段の直腸R1を頭側へ追跡すると図12のR14となりもう一つの閉塞部位(図13と図12の↑)に到達するのでS状結腸捻転である.内視鏡的に整復した.













  【参照症例】   1. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 7 【症例 LE 32】

 【 ←前の問題 】   【 次の問題→ 】  【 このシリーズの問題一覧に戻る 】 【 応用問題一覧に戻る 】