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腸閉塞・イレウス特集(obstruction+ileus)9 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ILR 44】
絞扼性小腸閉塞(壊死).Strangulated obstruction of small bowel with necrosis
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図4〜図6の虚脱した右側結腸(△),gaslessの拡張した右側小腸,図15と図16の腹水(※)と図4〜図9の腸間膜の濃度上昇(▲)は典型的な絞扼性小腸閉塞である.壁の造影効果は弱く,図5と図8の単純(Plain)CTで高濃度を示す壁(↑)は血腫を意味し,出血性壊死を強く示唆するので壊死に陥った絞扼性小腸閉塞と診断していい.Closed loopを証明する必要はないが,念のため図1から追跡すると,図12の25と図13のKで,虫垂切除部と思われる部位で閉塞し,closed loopを形成している.正確に診断され手術となり,bandによる絞扼性小腸閉塞と出血性壊死に陥った60cm長の回腸(図A)を認め切除された.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ6 【症例 ER 28】
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