外傷(Trauma)シリーズ2 EXPERT COURSE 【症例 TE 9】

症例 TE9(10mmスライス,図4と図5間の4スライスは省略) 61歳男性,肝硬変があり,食道静脈瘤の治療を数回受けている.酒気帯び運転で正面衝突事故後搬送された.血圧:63/32mmHg,脈拍:81/分,腹部に圧痛などの異常所見を認めない.輸液2000mlで血圧が安定した後のCT検査(図1〜図12)でextravasationを認めず,出血量も少量なので保存的に観察された.5時間後に腹部が膨満し,血圧が78/48mmHg,脈拍:130/分となりCT再検査を行った(図13〜図28).





























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