外傷(Trauma)シリーズ17 EXPERT COURSE 【症例 TE 85】

症例 TE85(血管造影後のPlain CT.10mmスライスを1スライスおき) 63歳女性.2時間前にバックしてきた乗用車に下腹部と下肢を轢かれた.血圧:触診で60mmHg台,脈拍:110/分.腹部全体に圧痛があり,右下肢の知覚消失(坐骨神経損傷)を認める.図1の単純写真で後方骨盤環の離解(↑)と恥骨結合の開大(白矢印)を認めたため骨盤腔内出血によるショックと判断し血管造影が行われ,図Bと図Cでextravasation(△)を認めコイルで塞栓した.1000mlの急速輸液で血圧が118/60mmHgに上昇したのでCT検査が行われた.図1〜図16が血管造影後の単純CT.5日後に腹部膨満,腹部の皮下気腫と高熱が出現し,血圧が低下してきた(図17〜図32,単純CT).




































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