下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 13 EXPERT COURSE 解答 【症例 LE 64】

S状結腸宿便性穿孔.stercoraceous perforation of sigmoid colon





図3〜図6の↑は遊離ガスである.図9の1〜図2の14まで正確に追跡すると,図6〜図10の▲は腸管外糞便であることに容易に気づき,図8と図9で憩室(白矢印)を認めるのでS状結腸憩室の穿孔であろうと診断がつく.翌日注腸造影でS状結腸穿孔の診断がつき(図Aと図Bの△は漏出した造影剤)手術となった.同所見を認め,S状結腸穿孔部切除とHartmann手術が施行された.病理:複数の憩室を認めるが,穿孔部は宿便性であろう.







  【参照症例】   1. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 2 【症例 LE 8】

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