下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 13 RESIDENT COURSE 解答 【症例 LR 63】

下行結腸宿便性穿孔.stercoraceous perforation of descending colon








図5〜図11で横行結腸(T)と下行結腸(D)間に脂肪組織の濃度上昇(▲)を認め,図8〜図10では左側腹壁の浮腫性肥厚を示し,腹膜炎を示唆する.下行結腸(D)の走行を考慮すると図14〜図16の白矢印は下行結腸内糞便だが,図12〜図14,図17と図18の↑は腸管外糞便である.従って,人工肛門口側下行結腸の穿孔と診断できる.手術で同所見が確認され,穿孔部切除と人工肛門の再造設が行われた.病理:宿便性穿孔.








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