文献考察1):急性輸入脚閉塞症による輸入脚穿孔例16例の本邦集計,死亡率は25%.早期診断と早期手術が必要.
胃切除(B-II法)術後8年の経過中,輸入脚に急性壊死穿孔を生じた1例
Author:長谷川誠(帝京大学医学部附属市原病院 外科), 永嶌嘉嗣, 小沢邦寿, 他
Source:日本臨床外科医学会雑誌(0386-9776)58巻10号 Page2331-2337
文献考察2):80例の本邦集計から,非穿孔例の死亡率は13%,穿孔例の死亡率は39%.診断がつき次第,閉塞輸入脚減圧の外科的処置が必要である.
胃切除後急性輸入脚閉塞症の一例と本邦報告80例についての検討
Author:浦田尚巳(近畿大学 第2外科), 森下明彦, 上田省三, 他
Source:外科治療(0433-2644)63巻4号 Page462-464(1990.10)
文献考察3):本邦集計41例,非穿孔例の死亡率は11.5%,穿孔例の死亡率は26.7%.診断がつき次第,閉塞輸入脚減圧の外科的処置が必要である.
十二指腸穿孔を伴った輸入脚閉塞症に対し空腸瘻からの減圧チューブドレナージを施行した1手術例
Author:外浦功(下都賀総合病院(厚生連) 外科), 川村功, 山崎一馬, 児玉多曜, 森川丘道, 飛田浩司, 松永晃直, 落合武徳
Source:日本腹部救急医学会雑誌(1340-2242)24巻5号 Page969-974(2004.07)
|