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上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ1 EXPERT COURSE 解答 【症例 EE 3】
急性胃粘膜病変(AGML).Acute gastric mucosal lesion.
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胃は食物で拡張しているが,体部から口側には壁の異常所見はない.図8〜図11で前庭部が粘膜下浮腫による著明な壁肥厚を呈している(▲).壁欠損像を認めないのでAGMLである.内視鏡検査で前庭部の凝血塊、粘膜の浮腫と発赤を認めた(図A).
参考症例
(AGML):53歳男性.飲酒後の翌朝,持続性の上腹部痛と嘔吐のため来院した.図1〜図4の▲は前庭部の全周性の粘膜下浮腫による壁肥厚を示し,AGMLである.内視鏡検査で前庭部の浮腫性壁肥厚,発赤と多発性のビランを認めた(図A).
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