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上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ1 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ER 2】
胃潰瘍.Gastric ulcer.
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図2〜図4の白矢印は脂肪組織であり,遊離ガスや腹水を認めない.図3から胃小弯側の壁が浮腫性に肥厚し始め(▲),前庭部後壁に波及する.図6と図7の↑は浮腫性壁肥厚(▲)内の壁欠損像で,後壁の潰瘍性病変である.内視鏡検査で胃角部後壁よりに活動性潰瘍を認めた(図A:△).保存的治療で症状は軽快した.
参考症例
(胃潰瘍):83歳男性.3日前から上腹部痛があり,当日になって痛みが増強したので来院した.図1から小弯側の壁肥厚が始まり(▲),図9の前庭部後壁へ波及する.図4〜図7の↑が胃角部小弯側から後壁へ広がる潰瘍性病変である.内視鏡検査で同所見が確認された(図A:△).
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