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下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 4 RESIDENT COURSE 解答 【症例 LR 17】
急性虫垂炎穿孔.acute perforated,gangrenous appendicitis
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右側結腸(A:上行結腸,C:盲腸)は液状内容物とガスで,下行結腸(D)は液状内容物で,図1と図2で一部の小腸(SB)が,図5と図6では回腸(SB)が液状内容物で拡張している.下痢症状がないので麻痺性イレウス像であり,虫垂炎なら進行した病変を示唆する.盲腸(C)は図11で盲端になり,図5のTIが回腸末端である.図8の1が虫垂根部で,図4の6の糞石で盲端になり,1cm大に腫大し,壁はよく造影され急性虫垂炎である.周囲の液貯留または脂肪組織の強い浮腫(△)を広範囲に認め穿孔と診断する.S:S状結腸.手術で穿孔性虫垂炎が確認された.
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