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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ12 RESIDENT COURSE 解答 【症例 RR 57】
穿孔性虫垂炎.Perforated appendicitis.
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図1〜図3の白矢印と,図10〜図12の↑は腸管外遊離ガスである.図4〜図6,図11〜図13には腹水がある(※).右側結腸(A:上行結腸,C:盲腸)と回腸末端(TI)が壁肥厚を呈し,図8〜図10では脂肪組織がphlegmon像を呈しており(▲),図11〜図15では腹膜または後腹膜筋膜が造影され肥厚を示している(△)ことから,回盲部病変の穿孔が強く疑われる.図10の1は虫垂根部だが,図11の2と図12の3は虚脱した虫垂の可能性が高い.従って,穿孔性虫垂炎と診断する.開腹したら混濁した腹水を多量に認め,虫垂根部で1cm弱大の穿孔が確認された.病理:gangrenous appendicitis.
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ4 【症例 LR 17】
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