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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ10 EXPERT COURSE 解答 【症例 RE 50】
十二指腸潰瘍穿孔.Perforation of duodenal ulcer.
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図2で遊離ガス(↑)を認め,図16で腹水がある(※)ので消化管穿孔の可能性が極めて高い.図13〜図15で右下腹部には麻痺性イレウスを示唆する腸管拡張以外に異常所見を認めない.図10の十二指腸球部の前壁が軽度の浮腫性壁肥厚を呈しており(▲),図9と図10の△はガスを含む欠損像であり潰瘍と解釈し十二指腸潰瘍穿孔と診断する.腹部所見から急性虫垂炎と診断され手術となった.混濁した腹水と正常虫垂を認め,検索したら十二指腸球部前壁に2mm大の穿孔を認め,大網充填術を施行した.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ1 【症例 EE 2】
2.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ1 【症例 EE 4,5】
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