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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ10 EXPERT COURSE 解答 【症例 RE 49】
S状結腸憩室穿孔.Perforation of sigmoid diverticulum.
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図17の1〜図13の12がS状結腸であるが,1〜6は壁肥厚を呈し,図15〜図17で数個の憩室を認める(↑).図12〜図15の▲は腸管外の液貯留と遊離ガスであり,周囲の脂肪組織の濃度上昇もあり,S状結腸憩室(炎)穿孔の所見である.図4〜図6の△は虫垂で,周囲脂肪組織の濃度上昇を認めるが,虫垂そのものは虚脱しており,外径も6mm以下であり,二次的な所見と解釈する.C:盲腸,R:直腸.穿孔性急性虫垂炎として手術が行われた.S状結腸穿孔を認め,穿孔部位で人工肛門を造設した.虫垂は発赤と軽度の腫大を呈しており切除した(図A).病理:periappendicitis.
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ4 【症例 LE 19】
2.
下腹部痛シリーズ6 【症例 LE 26〜30】
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