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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ10 RESIDENT COURSE 解答 【症例 RR 47】
右大腿ヘルニア嵌頓.Incarcerated right femoral hernia.
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鼠径部の診察を怠り,CTで診断がついた症例である.一部の小腸が拡張しているので小腸閉塞を疑う.小腸閉塞を疑ったら,まず外ヘルニアが原因となっていないかを検索する.図9と図10の↑がヘルニアで嵌頓した小腸で,図7と図8に虚脱した小腸(SB)を認め,図7の1から小腸が拡張し始め図1の35と進展するので大腿ヘルニアか鼠径ヘルニア嵌頓による腸閉塞である.手術で大腿ヘルニアが確認された.腹痛の診察で鼠径部の触診は必須であることを再認識してほしい.
【参照症例】
1.
右下腹部痛シリーズ4 【症例 RR 18】
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