右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ8 EXPERT COURSE 解答 【症例 RE 37】

腹膜垂炎.Epiploic appendagitis.



図4〜図7の▲は3cm大の,卵円形の高濃度の脂肪組織で,さらに高濃度の外縁を伴う.隣接する大腸壁は長さ5cm以内に部分的に肥厚し,周囲脂肪組織の濃度上昇や腹膜・後腹膜筋膜は肥厚を示し(↑),腹膜垂炎である. 図10〜図12で正常虫垂が描出されており(白矢印),急性虫垂炎は否定できる.TI:回腸末端.抗生物質投与で5日間で治癒した.






  【参照症例】   1. 下腹部痛シリーズ 9 【症例 LR 45】
2. 右下腹部痛シリーズ2 【症例 RE 7】

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