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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ7 RESIDENT COURSE 解答 【症例 RR 32】
盲腸癌による虫垂炎.Acute appendicitis with cecal cancer.
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図3の上行結腸から壁肥厚が始まり(▲),図5から2cm以上の大きな腫瘤となる病変がある(▲).不整に造影され,病変の長さは10cm以下だから悪性腫瘍を強く示唆する.図5〜図7の↑はリンパ節である.大きさは1cm以下であるが,数が多く転移性病巣かどうか微妙である.図10の1〜図8の3の腫大した虫垂である.壁は良好に造影され,1cm以上に腫大し,周囲脂肪組織の濃度上昇を伴い急性虫垂炎である.穿孔すると腫瘍細胞を播種させる可能性があるので早期に手術すべきである.TI:回腸末端.2日後の手術で進行性盲腸癌(図A:△)と壊死性虫垂炎(図A:白矢印)が確認された.病理:盲腸癌,stage IIIa,リンパ節転移はN1,虫垂はgangrenous appendicitis.
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