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右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ3 EXPERT COURSE 解答 【症例 RE 14】
小腸捻転(壊死).Torsion(Volvulus) of small bowel with necrosis.
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単純CTである.拡張した小腸はgaslessとはいえず,腹水も認めないが,図6〜図10の△は腸管のwhirl signであり,図8〜図17の腸管壁(↑)は左側小腸と比較して高濃度を呈し出血性壊死を示唆する.しかし,本来は正確な腸管虚血の診断のために可能な限り造影CTも施行されるべきである.さらに図9と図12の白矢印は壁内気腫の可能性が高く捻転による腸管壊死を強く疑う.Closed loopを証明すれば確定診断となるので,図17のAと1から追跡すると,図12のFと図13の19で閉塞し,図11の▲はbeak signを示しており,図13のa〜図5のi が単純閉塞の小腸で,小腸捻転による腸管壊死の診断がついた.約70cmの空腸が360度捻転し壊死に陥っていた(図A).
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ3 【症例 LR 11〜15】
2.
下腹部痛シリーズ3 【症例 LE 11〜15】
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