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外傷(Trauma)シリーズ8 EXPERT COURSE 解答 【症例 TE 37】
S状結腸穿孔.Perforation of sigmoid colon.
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図2〜図4の↑は腸間膜間の遊離ガスであり,腹壁直下の遊離ガスと違いその近辺の腸管穿孔を示唆する.図12のS状結腸1は図の数字のごとく進展し図6の27から下行結腸となる.S状結腸図4の13〜図6の15の▲間は穿孔部位を示す壁欠損像と思われ,図4と図5の△は腸管外に漏出した糞便で,S状結腸穿孔と診断できる.図6の白矢印はdensityが高く血腫で,図7〜図9の白矢印は脂肪組織の濃度上昇を呈しS状結腸穿孔を裏付ける.手術でS状結腸穿孔を認め(図A:↑),穿孔部位で切断しHartmann手術を行った.
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