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外傷(Trauma)シリーズ7 RESIDENT COURSE 解答 【症例 TR 35】
空腸穿孔・S状結腸間膜裂創と出血・腸腰筋断裂.Stab wound of jejunum,sigmoid mesentery with active bleeding and transected psoas muscle.
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図1〜図6で遊離ガス(G)があり,脾臓周囲に貯留する腹水(※)はdensityの高い部分を含み不均一で血腫と血性腹水であろう.
図17〜図19の↑が刺創による腹壁欠損部で,図13〜図23のSBは腹腔外に脱出した小腸.図5〜図17の△は周囲に血腫を伴いextravasationであり,出血部位は複数のextravasationが合流する図14あたりである.図17〜図24の白矢印は左腸腰筋周囲の後腹膜血腫であり,図18〜図23の▲はextravasationで,現在活動性に出血している.図8でIVCは虚脱しておりかなり強いhypovolemiaである.診断は活動性出血を伴う腸間膜損傷,消化管(おそらく空腸)穿孔,後腹膜腔内出血となる.手術で空腸穿孔,S状結腸間膜に3cm大の裂創があり動脈性の出血を認め,左腸腰筋はほぼ完全断裂し出血を伴っていた.
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