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その他(Miscellaneous)シリーズ9 EXPERT COURSE 解答 【症例 ME 44】
直腸後腹膜穿孔.Retroperitoneal perforation of rectum
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図11と,図13〜図16に腹水がある(※).図16の直腸1から逆行性に追跡すると図5の下行結腸17まで番号順に示したように連続する.図2〜図14の▲は腸管壁を有せず明らかに腸管外のガスと糞便である.図2のガス▲は十二指腸の背側に位置しているのでその腸管外糞便は後腹膜に存在する.図14の△が穿孔部位と思われる.直腸(1〜5)とS状結腸(6〜12)は壁肥厚し,短縮しており,図11と図12の↑は憩室と思われ,直腸S状結腸移行部での憩室の後腹膜内への穿孔と診断する.手術および病理所見:直腸の後腹膜穿孔で,特異的所見を認めず特発性穿孔.
【参照症例】
1.
【症例 LE 9】
2.
【症例 LE 2】
3.
【症例 LE 29】
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