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その他(Miscellaneous)シリーズ9 EXPERT COURSE 解答 【症例 ME 42】
穿孔性虫垂炎による後腹膜および腸腰筋膿瘍.Retroperitoneal and psoas abscess with perforated appendicitis.
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図1〜図8の▲は後腹膜膿瘍で,図9〜図14の△は腸腰筋膿瘍である.図11のA1〜図19のA9が右側結腸で,図16のABは図17のAとBになり下行する小腸であるが,回腸末端であろう.図18の1が虫垂根部と思われ,結腸背側を上行する.図11の8からの走行は(図Aの虫垂の走行を参考に推測したものだが),図9の10でUターンして図16の17で盲端になるようだ.2つの膿瘍は虫垂の走行に隣接しており,虫垂穿孔による膿瘍で,虫垂は穿孔後正常な構造に戻ったと解釈できる.後腹膜膿瘍のみを経皮的にドレナージし,抗生物質投与で2つの膿瘍が消失した.図Aはドレナージチューブからの造影で,後腹膜膿瘍から虫垂(↑)と右側結腸(△)が造影され,虫垂穿孔による膿瘍であったと診断された.虫垂切除を行ったら穿孔部位が確認された.
【参照症例】
1.
【症例 MR 10】
2.
【症例 GE 12】
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