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その他(Miscellaneous)シリーズ4 RESIDENT COURSE 解答 【症例 MR 18】
左総腸骨動脈瘤切迫破裂.Impending rupture of left common iliac artery aneurysm
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腹部大動脈(A)から左総腸骨動脈に及ぶ動脈瘤(▲)がある.図8で最大径6cmの動脈瘤だが周囲に血腫を認めず破裂はしていない.腹部に動脈瘤を有する患者が急性の腹痛または腰痛で来院した場合,診察所見,腹部エコー検査やCTで腹痛または腰痛の原因を他に認めなければ動脈瘤の切迫破裂として扱うべきである.図7で一部低濃度の部分がある(△)が,そこは古い血腫で,そこ以外の瘤内血腫はややdensityが高く,新鮮な血腫(crescent sign)の可能性があり,切迫破裂を強く疑う.ICUで収縮期圧を100〜120mmHgにコントロールし,翌日手術したが,動脈瘤は最大径7.2cmにさらに拡大していた.Yグラフト置換術を行った.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ4 【症例 RR 20】
2.
【症例 LR 39】
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