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腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)9 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 43】
S状結腸癌.Sigmoid cancer
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左右の結腸とも拡張しているので図4の下行結腸1から肛門側へ追跡すると,図10の17で閉塞する.壁の変化(肥厚)に気をつけながら追跡することが大事で,図14の13の▲あたりから肥厚し始め,図13と図14で完全閉塞をきたす腫瘤となる病変(▲)を認める.強くはないがまあまあの造影効果を示し,造影のされ方はやや不整で悪性腫瘍の可能性大であり,S状結腸癌による大腸閉塞と診断する.図13のa〜図12のoが虚脱した肛門側のS状結腸.内視鏡下に経肛門的に減圧チューブを挿入した. 図Aが内視鏡所見で,表面不整の隆起性の癌(△)で,図Bは切除標本で↑が癌病変.
【参照症例】
1.
症例 LR 33
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