腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)8 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 36】

魚骨による回腸穿孔.Perforation of ileum by a fish bone



図9と図10で骨盤腔内に腹水があり(※),図4と図5の※も腸間膜間の液貯留である.図2〜図5では腸間膜の浮腫による濃度上昇を認め(▲),その原因は図6〜図8の高濃度の線状構造物(△)で,魚骨であろう.遊離ガスは認めない.手術で約4cmの魚骨による回腸穿孔を認めた(図A).







  【参照症例】   1. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 5 【症例 LR 23】
2. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 5 【症例 LE 25】
3. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 15 【症例 LR 71】

 【 次の問題→ 】  【 このシリーズの問題一覧に戻る 】 【 演習問題一覧に戻る 】