腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)7 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 33】

急性虫垂炎.Acute appendicitis






盲腸(C)は図7で盲端になり,回腸末端(TI)は図2から始まり尾側へ下行する.図5の1〜図11の7が虫垂で,直径2cmほどに腫大し,壁が強く造影され,図7〜図9で周囲脂肪組織の濃度上昇があり(▲)典型的な急性虫垂炎である.盲腸は虫垂根部の炎症が波及して浮腫状になっている.図1〜図4で左側に(※),図12〜図14で虫垂先端周囲に,図13〜図16で骨盤腔内に相当量の腹水(※)があるので穿孔を疑ってもおかしくない.手術では大量の漿液性腹水を認めたが,穿孔のない,2cm大の急性虫垂炎であった.











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