腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)7 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 32】

気腫性胆嚢炎穿孔.Perforated emphysematous cholecystitis






遊離ガスがある(↑).図7〜図11で胆嚢(GB)内ガス(▲)と壁内気腫(△)があり,腫大はないが気腫性胆嚢炎で,遊離ガスがあるからその穿孔と診断する.開腹したら悪臭のあるガスが排出し,壊死性,穿孔性胆嚢炎を認め,胆汁培養からE.coli とKlebsiella pneumoniaeが検出された. 腎不全と敗血症を合併し術後5日目に死亡した.






  【参照症例】   1. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ8 【症例 ER 39】
2. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ26 【症例 ER 126】

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