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腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)5 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 25】
絞扼性イレウス(壊死なし).Strangulated obstruction with no necrosis
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図1で肝臓と脾臓周囲に,図2〜図4に上行結腸右側に腹水があり(※),拡張した小腸はgaslessで,図7〜図9では腸間膜間の腹水(▲)が,図13〜図16には腸間膜の浮腫がある(▲)のでclosed loopの証明をする.図19のAは図11のDと図12のEでbeak signを呈し(↑)閉塞する.1は図13の16で閉塞し,図12〜図9に虚脱した小腸SBがあり,図11のa〜図2のkが単純閉塞の腸管とすればA〜Eと1〜16はclosed loopを形成しており,絞扼性小腸閉塞の診断となる.壁の造影効果は減弱していないのでviableである.緊急手術となり,空腸が100cmにわたりバンドで絞扼されて虚血状態であったが,バンド切離で回復した.
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