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応用問題(Practical Exercises)32 解答 【症例 P32-2】
絞扼性小腸閉塞(壊死).Strangulated obstruction of small bowel with necrosis
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最上段で盲腸(▲)は液状内容物を含まないので拡張した小腸は機械的閉塞である.Gaslessで,上段の図4〜図12で左側に腹水(※)を認め,上段の図13〜下段の図17までの二重丸は腸間膜間の腹水で脂肪組織の濃度上昇(浮腫)よりさらに進行性の所見と解釈する.最上段の図5から追跡するとAは図9のEで,1は図11の109で閉塞するので図10の↑でのclosed loop形成が証明された.口側の単純性閉塞は図7の丸数字1から始まり上行するようだ.上段図13の虚脱したviableな小腸(△)と比較して壁の造影効果はかなり減弱しており壊死に陥っている可能性が高い.正確に診断され手術となり.50cm長の回腸が虫垂切除部と後腹膜への癒着により絞扼され壊死に陥っていた.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ5 【症例 EE 23】
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