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応用問題(Practical Exercises)31 解答 【症例 P31-10】
魚骨による回腸末端穿孔.Perforation of terminal ileum by a fish bone
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上段の腹部単純写真で魚骨(白矢印)が描写されている.
▲は回腸末端であるが↑が魚骨で,図9〜図13までの粘膜下浮腫による壁肥厚と図16〜図18の腹水(※)は穿孔を示唆する.同日の緊急手術で回腸末端のピンホールの穿孔を認めたが,魚骨を発見できないので腹部単純写真を撮ったら図Cの術中写真と図Dの術直後の写真で魚骨(△)は横行結腸に移動していた.CT後の問診で,2日前にウツボを食べたという.術後2日目に食事開始,術後5日目のCT検査で魚骨を認めず自然排出されたと思われた.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ15 【症例 RE 73】
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