応用問題(Practical Exercises)31  解答 【症例 P31-4】

回盲部炎・腸間膜リンパ節炎.Ileocecitis with mesenteric lymphadenitis









回腸末端(Ti),盲腸(Ce)と上行結腸(Ac)の一部が粘膜下浮腫による壁肥厚を示し回盲部炎であろう.同時に↑は強い造影効果を示すリンパ節群で,腸間膜リンパ節炎を伴う.









下段の冠状断画像でも回腸末端(Ti),盲腸(Ce)と上行結腸(Ac)が壁肥厚を示し,▲がリンパ節群.
エコー検査で虫垂の腫大を認め急性虫垂炎として手術された.虫垂の炎症は軽度で,腸間膜リンパ節が数個著明に腫大し大網が癒着していた.病理所見:mild appendicitis.













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