応用問題(Practical Exercises)30  解答 【症例 P30-1】

穿孔性虫垂炎.Perforated acute appendicitis









上段で回腸末端(Ti)は図6から始まり下行し,盲腸(Ce)は下段の図11で盲端になる.上行結腸(Ac),盲腸(Ce)と小腸内の液状内容物は麻痺性イレウスを示唆し,広範囲の右側脂肪組織の濃度上昇(▲)と共に,もし急性虫垂炎だったら進行性(壊死性または穿孔性)の可能性が高い.図7の1〜同図の9は腫大した虫垂で,下段で相当量の腹水(※)を認め穿孔性虫垂炎である.手術で膿性腹水を広範囲に認め,穿孔性虫垂炎が確認された.病理:perforated appendicitis










冠状断画像では図24の1〜同図の8が虫垂.腹水(※)を認めるが,広範囲の脂肪組織の濃度上昇は認識できない.








  【参照症例】   1. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ12 【症例 RE 56】

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