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応用問題(Practical Exercises)28(外傷) 解答 【症例 P28-4】
腹壁の活動性出血・上行結腸穿孔.Active bleeding from 11th intercostal artery and vein・perforation of ascending colon
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最上段の図1と図2で遊離ガス(白矢印)を認めるが,刺創例では必ずしも消化管穿孔を意味しないことは既に何例か示した.図9の↑が刺入部で,早期相の▲は晩期相で△と,大きくなり広がるのでextravasationである.その周囲にはガスを認め,腹腔内遊離ガスが刺創から入ったものであることを裏付ける.下段で上行結腸の穿孔所見が示されている.上行結腸背側の液貯留または血腫(↑)はガス(白矢印)を含み穿孔を強く示唆する.第11肋間動静脈からの出血を止血した後,便汁が漏れ出ていた上行結腸穿孔を認め単純縫合した.
【参照症例】
1.
日本外傷学会臓器損傷分類2008
2.
外傷(Trauma)シリーズ7 【症例 TR 34】
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