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応用問題(Practical Exercises)27(外傷) 解答 【症例 P27-2】
回腸末端穿孔.Perforation of terminal ileum
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図4〜図12は省略した.最上段の図1〜図3で遊離ガス(白矢印)と腹水(※)を認めるので消化管穿孔の可能性が極めて高い.下段の画像で回腸末端(Ti)は図16から始まり下行し図22でUターンする.回腸末端(Ti)周囲の↑は腸管外遊離ガスで,腹壁直下の遊離ガスと違い腸管膜間に位置しその近辺の腸管(回腸末端)の穿孔を示唆する.右側に偏在する腹水(※)および腹壁直下の遊離ガス(白矢印)と,図15〜図17の盲腸(Ce)周囲脂肪組織の濃度上昇(▲)も回腸末端穿孔を裏付ける所見である.手術で盲腸から10cmの部位での穿孔を認めた.
【参照症例】
1.
日本外傷学会臓器損傷分類2008
2.
外傷(Trauma)シリーズ3 【症例 TE 14】
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