腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)4 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 19】

胃潰瘍穿孔.Perforated gastric ulcer



図1〜図6の↑はすべて遊離ガスであり,肝臓と脾臓周囲に少量の腹水がある(※).図2〜図6で小弯側の胃壁が浮腫で壁肥厚し(▲),図4と図5の△が急性潰瘍で,胃角部の潰瘍性病変の穿孔と診断する.図6のガス(G)は直上と大弯側の壁に浮腫がなく急性潰瘍ではない.手術で胃角部に穿孔を認め,胃部分切除術を施行した.病理:perforated,benign gastric ulcer.



  【参照症例】   1. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ2 【症例 ER 7】
2. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ2 【症例 ER 10】
3. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ3 【症例 ER 12】

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