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応用問題(Practical Exercises)23 解答 【症例 P23-4】
S状結腸憩室炎.Sigmoid diverticulitis
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上段でS状結腸が壁肥厚を示し,多発性の憩室(▲),腹水(※)と腹膜の肥厚(△)を認めるのでS状結腸憩室炎である.図8と図9の大きな憩室(↑)は憩室の壁が強く造影され,さらに肥厚を示しているので責任病変であろう.遊離ガスや腸管外糞便を認めないので穿孔はない.下段の冠状断画像では↑が責任病変の憩室,△が腹膜の肥厚,S状結腸周囲の脂肪組織の濃度上昇(▲)はより鮮明に描出されている.6日間の抗生物質投与で治癒した.
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 6 【症例 LR 26】
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