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応用問題(Practical Exercises)23 解答 【症例 P23-3】
胆嚢結石・総胆管結石・胆石イレウス.Gallstone,common bile duct stone and gallstone ileus
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1)図7〜図9で胆嚢内結石(↑)がある.2)図5と図6で総胆管(CBD)が拡張しており,図6〜図8で総胆管結石(▲)を認める.3-1)図4の肝内胆管内と図9の胆嚢内にガス(△)を認める.3-2)下段の図24で盲腸(Ce)と回腸末端(Ti)が虚脱しているので拡張した小腸は機械的閉塞である.3-3)図24と図25で淡い石灰化を呈する胆石(↑)を認め,そこが閉塞部位である(後述).この3-1〜3-3はRiglerの3徴と呼ばれ,胆石イレウスの診断基準である.図8の白矢印が胆嚢十二指腸瘻であろう.Du:十二指腸.図13〜図15は省略.
図23のabはaとbに分かれ上行する.図19の1とAから尾側へ追跡すると,1は数字順に展開する.Aは図27のIと図28のJとなり結石(↑)とつながり,その肛門側は図29のKから図28のNとなり虚脱した小腸に連結するものと思われ,胆石が小腸閉塞の原因である.Ce:盲腸.手術で同所見が確認された.図Aの白矢印が胆嚢十二指腸瘻,図Bが狭窄した小腸と嵌頓していた4個の胆石,図Cが胆嚢と胆嚢内結石,十二指腸に嵌頓していた胆石の写真はない.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ10 【症例 EE 48】
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