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腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)4 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 16】
胃潰瘍穿孔.Perforated gastric ulcer
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前腹壁直下には遊離ガスはないが,図5〜図9の↑は腸管外遊離ガスであり,図1〜図4に少量の腹水がある(※).図1から胃小弯部の壁が浮腫性肥厚を呈し(▲),図6〜図9の△が胃角部前壁の急性潰瘍性病変である.従って胃潰瘍の穿孔と診断する.図AはCT後行ったガストログラフィン胃透視写真で,↑が胃角部前壁の潰瘍であるが,造影剤の漏れはなく腹水も少量なので保存的に治療し成功した.図Bは10日後の内視鏡検査所見で白矢印が潰瘍.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ1 【症例 ER 4,5】
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