応用問題(Practical Exercises)21  解答 【症例 P21-1】

回腸末端炎.Terminal ileitis






図11の1〜図15の5は正常虫垂を描出しており急性虫垂炎は否定できる.↑は回腸末端で,粘膜下浮腫による壁肥厚を示し,腸間膜の濃度上昇(図10〜図14:▲)を伴っている.図8〜図10の盲腸(△)も粘膜下浮腫を呈しているが部分的であり,回盲部炎より回腸末端炎とすべきであろう.10日間の抗生剤投与で症状が消失した.









  【参照症例】   1. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ6 【症例 RR 26】

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