応用問題(Practical Exercises)20  解答 【症例 P20-8】

S状結腸(特発性)穿孔.Idiopathic perforation of sigmoid colon












最上段の図1〜図3では遊離ガスを認めない.最下段の図19の1から逆行性にS状結腸を追跡すると数字順に展開するが,図18の8〜図13の13まで粘膜下浮腫を示している.図8と図9の▲は遊離ガスで,↑は腸管壁を認めず腸管外に濾出した糞便であり,S状結腸が腸間膜側へ穿孔している可能性が高い.手術で直腸S状結腸移行部で1cm大の穿孔を認め(図A),便が濾出していたが後腹膜で被覆されていた.











  【参照症例】   1. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 2 【症例 LE 8,9】

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