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応用問題(Practical Exercises)18 解答 【症例 P18-3】
特発性食道破裂.Spontaneous rupture of esophagus
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嘔吐後の上腹部痛で,図Aで下行大動脈辺縁に沿った縦隔気腫(↑)を認めたら食道穿孔を疑う.
下段の肺野画像で縦隔気腫(↑)と気胸(△:胸部単純写真では認識されない)を,上段で胸水(※)を認め,嘔吐が先行する上腹部痛であれば特発性食道破裂(Boerhaave{ブールハーフェ}症候群)の可能性が極めて高い.ガストログラフィンによる造影で下部食道からの濾出(図B:▲)を認め,手術で食道下部左側に2.5cm長の穿孔(図C:△)が確認された.2層に単術閉鎖し術後は順調に経過した.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ22 【症例 ER 110】
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