応用問題(Practical Exercises)16  解答 【症例 P16-5】

脾膿瘍・被膜下膿瘍.Splenic abscess・Subcapsular abscess








上段で脾臓内の多胞性の低濃度域(↑)は膿瘍であろう.図5〜図7では周囲に腹水(△)を認めるので破裂の可能性もある.
抗生物質投与で経過観察されたが4日経っても解熱しないので下段のCT再検査を行った.脾臓周囲の腹水と思われたもの(▲)は,図27〜図29で凸レンズ状に脾臓を圧排している(白矢印)ので被膜下膿瘍である.手術で同所見が確認され,脾臓摘出が行われた.












  【参照症例】   1. その他(Miscellaneous)シリーズ2 【症例 MR 6】

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