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応用問題(Practical Exercises)15 解答 【症例 P15-1】
S状結腸癌・口側穿孔.Oral site perforation of sigmoid colon cancer
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図1〜図4で遊離ガス(白矢印)と腹水(※)を認めるので消化管穿孔の可能性が極めて高い.下腹部痛と下腹部の腹部所見から下部結腸穿孔を疑い穿孔部位と病変を検索する.下段の図25の1から逆行性にS状結腸を追跡すると数字順に展開する.図11〜図13の↑間は穿孔部位の壁欠損と思われ,図8〜図10▲は腸管壁を認めず腸管外糞便であろう.図25〜図27の△は強い造影効果を示しているのでS状結腸癌の口側穿孔と診断する.Dc:下行結腸.手術で同所見が確認された.病理:S状結腸癌(図A:△).穿孔部は,癌による閉塞を契機に発症した潰瘍の穿孔として矛盾しない.
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 1 【症例 LE 1】
2.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 1 【症例 LE 3】
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