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腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)3 EXPERT COURSE 解答 【症例 GE 11】
S状結腸捻転.Sigmoid volvulus
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図1でガスで拡張した腸管があるが,S状結腸捻転を疑う所見ではない.図2の1とAを追跡してみるとS状結腸捻転の診断がつく.Aは図14のMと図15のNがbeak sign(▲)を呈し,腸管の大きさを考慮すればおそらく図18のQで盲端になる.図20の少量のガスを含む直腸R1とR2は上行して図15のR7となり図14でMのbeak signにつながる.図2の1は図19でUターンし図13で虚脱した下行結腸D6に連結する.上腹部で8の字状の捻れを伴ったS状結腸捻転である.
【参照症例】
1.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 4 【症例 LE 18】
2.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 7 【症例 LE 33,34】
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