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応用問題(Practical Exercises)13(外傷) 解答 【症例 P13-4】
空腸穿孔.Perforation of jejunum
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遊離ガスや腹水を認めないが,↑の空腸(臍を中心にした右上から左下への斜線を境に空腸は左側に,回腸は右側に位置する傾向がある)は明らかな壁肥厚を示している.下段の△は相当量の液状内容物を含み,麻痺性イレウスの空腸である.この2所見で空腸穿孔を疑い,受傷から8時間以内に手術できるように4,5時間後にCTの再検査を行うべきである(下記参照症例の解説).Dc:下行結腸.
開放骨折の術後(前CTから7時間後)に腹痛が増強し,筋性防御を認めたのでCTの再検査が行われた.図1と図2で遊離ガス(↑)を,図3で腹水(※)を,図4で麻痺性イレウス(△)の増悪を認める.Treitz靱帯から120cmの部位で7mm大の穿孔(図A:▲)を認め,単純閉鎖した.
【参照症例】
1.
外傷(Trauma)シリーズ3 【症例 TE 12】
2.
日本外傷学会臓器損傷分類2008
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