応用問題(Practical Exercises)13(外傷)  解答 【症例 P13-3】

脾損傷(extravasationあり).Spleen injury with extravasation






脾臓損傷があり,図9と図10の△は脾臓外に位置し,周囲に血腫を認めるのでextravasationである.図8の▲は近辺に血腫を認めないのでextravasationではない.図7の高濃度の部分(白矢印)がextravasationかどうか断定するにはdouble(またはtriple) phase 造影CTが必要である.図Aの血管造影で2箇所のextravasation(↑)を認め,スポンゼル砕片で塞栓し止血に成功した.




  【参照症例】   1. 外傷(Trauma)シリーズ1 【症例 TR 1,2,3】
2. 日本外傷学会臓器損傷分類2008

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