図１〜図３と図１３〜図２１は省略した．回腸末端（Ti）は図７から始まり下行する．図４〜図６で上行結腸（Ac）は液状内容物を含み，最下段の図２２と図２３の腹水（※）と，肥厚充血し造影効果を示す腹膜（△）は腹膜炎と麻痺性イレウスを示唆する．図８〜図１０の↑は糞石で，図８の1〜図１０の3が虚脱した虫垂根部で，図１１の4〜図５の10が腫大した虫垂で，壁の造影効果は減弱しており壊死性，穿孔性虫垂炎を疑うべきである．手術および病理所見：gangrenous，perforated appendicitis（図A）．