応用問題(Practical Exercises)10  解答 【症例 P10-3】

穿孔性胆嚢炎.Perforated acute cholecystitis







図5〜図7と図20〜図22は省略した.胆嚢(GB)は壁肥厚を示し,周囲脂肪組織の濃度上昇を認めるので急性胆嚢炎であるが,胆嚢は緊満感を失い,周囲の液貯留(※)は穿孔を意味する.図1と図2の▲と,図10と図11の▲は凸レンズ状に肝臓を圧排しており被膜下であることを強く示唆する.PTGBD(Percutanous Gallbladder Drainage:経皮的胆嚢ドレナージ )が施行され,症状が緩解した後胆嚢摘出術が行われたが,即手術適応であろう.









  【参照症例】   1. 上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ8 【症例 EE 37】

 【 ←前の問題 】   【 次の問題→ 】  【 このシリーズの問題一覧に戻る 】 【 応用問題一覧に戻る 】