※画像がうまく表示されないときは
再読み込みしてみてください。
TOPページ
演習問題(Questions)
応用問題(Practical Exercises)
で
を
応用問題(Practical Exercises)9 解答 【症例 P9-2】
大腸閉塞・上行結腸癌.後腹膜脂肪腫,colonic obstruction with ascending colon cancer・retroperitoneal lipoma
問題に戻る
右側結腸だけの拡張だから図12の1から追跡すると図6の11で閉塞する.図5〜図8の↑は強い造影効果を示し癌である.図12から始まる回腸末端(Ti)と他の小腸は虚脱しており,バウヒン弁がone way valve(一方向弁)として機能し盲腸から回腸末端への逆流を妨げているので,穿孔を起こしやすい大腸閉塞の3危険因子の一つである.図15の後腹膜から大腿部に展開する病変(※)はdensityが-90.66HUで,図17の腸間膜(×)と同等のdensityであり,脂肪腫(lipoma)である.
2日後排便があり,腹部膨満が消失した.下段のCTで▲が癌病変で,盲腸(Ce)が虚脱しつつある.手術と病理検査で上行結腸癌(図A:△ )と脂肪腫が確認された.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ15 【症例 RR 75】
2.
腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)1 【症例 GR 5】
問題に戻る
【 ←前の問題 】
【 次の問題→ 】
【 このシリーズの問題一覧に戻る 】
【 応用問題一覧に戻る 】